入会案内

大阪高津弓友会では、これから弓道を始めてみよう、再開したいと考えておられる方の入会を大歓迎いたします。

弓道はどんなことをするのか知りたい方、大阪高津弓友会とはどんな会なのか確認したい場合は、毎月の例会日に是非見学に来て下さい。
大阪高津弓友会が月例会を開催する日(年間行事予定に記載した例会日)は、午前と午後の部を貸切で使用します。

入会された方は、当日の貸切時間内は入場料なしで練習できます。
※大阪城弓道場主催の弓道教室とは、関係なくいつでも入会可能です。

また入会案内資料もご用意していますので、合わせてご確認ください。

弓道経験がある方(級・段位をお持ちの方)

見学、入会希望の方は、事前に「お問い合わせ」のページからご連絡いただいた上で、下記の時間帯に大阪城弓道場に来場下さい。
・例会日の14:30頃
・火曜日と木曜日の夜間(18:00~20:00)
・土曜日の午前(10:00~12:00)
(ただし、土曜日は貸切で使用できない場合があります。弓道場の利用状況は大阪城弓道場のホームページを確認下さい)

初めて弓道を始めたいとお考えの方、弓道経験はあるが級・段位をお持ちでない方

見学、入会希望の方は、2−3回の体験を実施しています。
事前に「お問い合わせ」のページからご連絡いただいた上で、下記の時間帯に大阪城弓道場に来場下さい。
・例会日の14:30頃
・火曜日と木曜日の夜間(18:00~19:00)
・土曜日の午前(10:00~11:00)
(ただし、土曜日は貸切で使用できない場合があります。弓道場の利用状況は大阪城弓道場のホームページを確認下さい)

1:入会の手続き

①大阪城弓道場に来場していただき、受付で『大阪高津(こうづ)弓友会の方』を紹介してもらって下さい。
(注意)大阪城弓道場は、他に2クラブが活動拠点にしていますので「高津」と指名して下さい。

②紹介してもらった高津の会員から入会に必要な手続きの説明を受けて下さい。
「大阪高津弓友会 入会案内」をお渡しします。
これに弓道とはどんなことをするのか概要が記載してあります。

③次に、入会申込書に必要事項を記入し、入会金と年会費を収めていただきます。

以上で、入会手続きは終了です、もうあなたは「大阪高津弓友会の会員」です。

2:入会に必要なもの

①入会申込書(入会説明時に、当会からお渡しします)

②入会金および年会費
入会金:1,000円、年会費:6,000円
新規入会の場合の年会費は、入会の月を含めその年の12月までの月数x500円をいただきます。

③認印
入会申込書に捺印していただきます。
(入会申込書を持ち帰り捺印後、後日提出していただいても構いません)
最も重要なのは、あなたの「弓道を真剣に学びたい」という熱意です。

※入会に当たっての注意事項
弓道は武道です。安易な気持ちは捨て去って下さい。
弓は飛び道具といわれるように、扱い様によっては危険な一面があります。
特に初心者のうちは、指導者の指示の下、危険防止を図って下さい。
安全確保は、指導者のみならず経験者、初心者を含め全員の義務と心得て下さい。

3:入会後の練習

入会後、早速練習をすることができますが、あなたが経験者か、全くの初心者かによって練習の仕方が変わってきます。
練習は大阪城弓道場の中で行います。
※経験者でも級段位をお持ちでない場合は、指導者がいる時間帯に練習して下さい。

まず、大阪城弓道場の受付で入場料を支払い(基本は300円/回)、所定の手続きを済ませ、先に来ている皆さんに挨拶、指導を受ける先生に挨拶を済ませましょう。
使用する弓具を準備して、運動ができる服装に着替えましょう。(大阪城弓道場内に更衣室があります)※貴重品は自己管理して下さい。

練習時の服装について
白色の道着、黒袴、白足袋が基本の服装です。
髪飾り、イヤリング、指輪、ネックレスなどの装飾品は外して下さい。
右頭部に髪を垂らしている場合は、怪我の基になりますので、ヘアピンで止めるか、後頭部にまとめて固定して下さい。長い爪も危険ですきれいに処理しましょう。

初心者の間は、運動がしやすい服装を準備して下さい。
トレーナー、ジャージなどを準備した方が良いでしょう。今は、スカート姿は不可です。
弓道場内は素足禁止です、足元は白足袋もしくはソックスを着用して下さい。
初心者は、素引き練習のため右手を保護する軍手もしくは、タオルは必需品です。

練習終了後は、借りた弓具の破損の有無を確認し、いたわりつつ元の場所に返却します。
着替えて後、指導者に挨拶、弓道場の皆さんに挨拶して退館します。

(a)あなたが経験者の場合
素引き練習、巻藁練習を実施していただき、あなたの実力レベルを当会の称号者が確認させていただきます。
確認の結果、的前に立っても問題ないと判断した場合は、その日から的前練習が可能です。また、もう一歩と判断した場合は、必要レベルに到達するまで素引き練習、巻き藁練習をしていただきます。
(ご自分の弓具をお持ちでしたらご持参下さい、お持ちでない場合は高津弓友会所有の弓、巻藁矢、的前矢、かけの弓具が利用可能です)

(b)あなたが初心者の場合
練習は、
(1)素手による素引き練習 約10回
(2)「ゆがけ」を着用しての素引き練習 約10回
(3)巻藁練習 約10回
合計30回程度が必要です。
週に2~3回、1回当たり1.5~2時間練習して、約3ヶ月は基礎練習になります。
入会時に、「練習の記録表」をお渡しします、練習を終えたとき指導を受けた人から確認のサインをもらって下さい。

弓具は高津弓友会所有のものをお貸しいたします。
弓具は所定の場所に保管してありますので、指導者から指示された弓を取り出し練習して下さい。
使用後は、必ず元あった場所に返却して下さい。
※個人所有の弓も多数置いてあります、個人の弓には絶対触れないで下さい。

練習は、「射法八節」に従って素引きから初めていただきます。
道場内の歩き方、立った姿勢などの「基本体」、弓の握り方から始めます。
練習の進捗度合いに個人差が出ありますので、「ゆがけ」を着けての素引き練習、巻藁練習、的前練習への移行は人により異なります。
※巻藁練習、的前練習は、必ず指導者の指導の下に練習して下さい。(普段練習を確認してもらっている称号者が判断します)

さて、的前に立てるようになりましたが、まだ一人で的前の練習をするには早すぎます。
日々の練習は、素引き練習、巻き藁練習で体を慣らし、指摘されたことを修正しながら練習します。
その後、指導者の立会いの下で的前練習をすることになります。
熱心に練習すれば、約6ヶ月でほぼ独り立ちできるレベルに到達することができます。

「射法八節(しゃほうはっせつ)」
弓矢を射る上で基本となる動作を大きく八つに区分しています。
①足踏み(あしぶみ)
②胴造り(どうつくり)
③弓構え(ゆがまえ)
④打起こし(うちおこし)
⑤引分け(ひきわけ)
⑥会(かい)
⑦離れ(はなれ)
⑧残心(残身)(ざんしん)

「基本体(きほんたい)」
弓道を修練する上で基本となる姿勢、動作を分けたもの。

基本体基本の姿勢立った姿勢
腰かけた姿勢
すわった姿勢(正座)
爪先立って腰をおろした姿勢(跪坐・蹲踞)
基本の動作立ち方
すわり方
歩き方
停止体の回り方
歩行中の回り方
坐しての回り方(開き足)
礼(坐礼・立礼)

「執弓の姿勢(とりゆみのしせい)」
弓と矢を持って、これから行射を始めると言う気合を込めた体勢。

4:指導者

弓道の場合、プロの指導者は存在しません、全員がアマチュアです。
指導者自身も自己の修練のため、弓道場に来て寸暇を惜しんで練習しています。
従って、あなたのためだけに1から10まで手取り足取り指導することは不可能ですので、ポイント、ポイントで指導することになります。
また、指導する人が日によって入れ替わりますが、基本を指導する点は変わりません。
指導者の指示に従って練習して下さい。以上のことを前提に練習に励んで下さい。

大阪城弓道場に決まった指導者が、毎日終日詰めているわけではありませんので、曜日や時間帯によって指導する人が変わります。

指導する人は、原則として称号受有者が当たりますが、称号者が誰もいなければ、段位を有する高津の先輩が面倒を見ることにしています。
弓道場受付で、来場している高津の称号者か会員を確認して指導を受けて下さい。

高津の指導者が、よく練習に現れる時間帯は以下の通りです。
平日の午後、金曜日の午後~夜間、火曜日と木曜日の夜間、土曜日の午前、午後等。

5:審査

弓道を修練し上達すするとともに、その結果として「どの程度上達したのだろうか?」と言う疑問が出てきます。

その答えとして、全日本弓道連盟の段級審査を受審して、どのレベルまで到達したのかを確認することができます。(五級~壱級、初段、弐段、参段、四段、五段~)
審査を受けるためには、大阪府では大阪高津弓友会のようなクラブに所属して、大阪府弓道連盟の会員(全日本弓道連盟の会員)になる必要があります。

一般社会人では、基本は初段から一段ずつ階段を上がることになります。
受審して、合格しても不合格でも、常に現在の自分は「何ができるようになったのか?」「まだ、何が足りないのか?」を反省し、人格形成に役立てなければなりません。